読書観

毎週1冊読んでいる本の中から、本当におススメしたい本だけ抜粋して、
読書観を紹介していきます。
  • 2010年01月26日
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    過去に遡れる読書感がこれだったので...

    ここから公開していきます。

     

     

     

    『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』 

                   松下 幸之助 述

                    松下政経塾 編

                     PHP研究所

    幸之助氏が政経塾にて語った言葉、テープの中から

    重要な箇所を抜き出した、おいしいどこ取りの本です。

    幸之助氏の口調も感じることができて、これもまた身

    近に感じられます。

    一番感じたことは、徹し方のレベルが全然違うという

    こと。 多くのことは、ISKで飯塚塾頭からも教えている

    ものにつながることは多いし、倫理法人会でも聴く話

    が表現が違うだけ...ということばかり。

     

    30年間毎日神棚に向かって「きょう一日素直な心で無

    事にいかせてください」と念じ続けたら、"素直の初段" だと。

    素直な心の大事さはわかっていても、ここまで、30年間毎

    日念ずるほど、徹しているだろうか...

    この日々できることへの徹し方の、恐ろしいまでの愚直さを

    感じました。

     

    苦労も生きがいと感じれるようでないといけない...。

    ちょっと苦しいことをやったら、小さくでも成長できたと思おうと

    思いました。

    冬に入って寒くなってきて、5時に起きるのが少し億劫になっ

    てきますが、それを「辛い」と思うのではなく、「今日も耐えて

    成長したぞ」とでも思えば、あるべき姿に向かっての筋肉が

    できたと、楽しくなるのかなと思いました。

    買わなくてもできる、小さな苦労と積み重ねていこうと思います。

     

     「一事を貫くということは、非常にむずかしいようであるけれども、

    いちばんそれが効率的やな。

    ああでもないこうでもないと迷って、転々とする人がある。

    転々とする人は転々としたことによって成功するという場合もある

    けど、概して失敗が多い」

     

    幸之助氏にこう言われると、そうだなとすごく勇気付けらます。

    決めたことを貫いていこうと思います。朝礼コンサルタントを放さず、

    針の穴ほどのニッチさであっても、どんどん深堀をかけていきます。